公開日 2024年08月30日
更新日 2024年08月30日
「ナラ枯れ」とは
ナラ枯れは、カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌が原因で起こる樹木の伝染病です。栃木県内では、令和2(2020)年度に県南部で、初めて被害が確認されており、壬生町では令和4(2022)年度に被害が確認されています。
「ナラ枯れ」被害の特徴
・コナラ、ミズナラ類の高齢化した大径木が被害にあいやすく、まれにクリ、クヌギ、シイ、カシなどの樹木も被害が報告されています。
・7~8月に葉が赤褐色になり、急激に枯れる。
・被害のあった樹木の根元には、大量のフラス(虫のフンや木くず)が溜まります。
・ナラ枯れの発生した森林では、被害発生時または数年後に、猛毒性のキノコである「カエンタケ」が多く発生することが確認されています。
夏季に赤褐色に変色したナラ枯れ被害木
ナラ枯れ被害木の根元に溜まったフラス
問合せ先
ナラ枯れ被害により枯死した樹木を発見した場合は、落枝や倒木の可能性があるので、近寄らないようにしてください。また、被害木を発見した際には、下記の被害報告フォームまたは連絡先までご連絡ください。
・ナラ枯れ被害報告フォーム
1.お持ちのスマートフォン・PC等から被害報告フォームにアクセス
2.発見した際の状況等を入力
3.発見したものを撮影した場合は、写真を添付
4.確認画面に進み、情報を送信
ナラ枯れ被害報告フォーム二次元バーコード
・壬生町産業生活部農政課農村保全係(電話番号:0282-81-1840)
・栃木県県南環境森林事務所(電話番号:0283-23-1445)