公開日 2025年01月10日
更新日 2025年01月10日
壬生町では、人口減少や少子高齢化の進行、利用者ニーズの変化、依然として続く厳しい財政状況の中、公共施設等の現状や課題を把握し、長期的な視点のもと、施設の更新・統廃合・長寿命化などを計画的に行うことにより、財政負担の軽減や平準化を図り、公共施設等の適正配置を実施することが必要となっています。
本町が所有する公共施設等(建築物)の総延床面積は約11.9万㎡であり、このうち学校施設は全体の55.8%を占め、全ての公共施設の中で最も多い施設となっています。
今日の学校施設には新学習指導要領等に基づく多様な学習内容や形態に対応した高機能かつ多機能な施設環境の整備に加え、防災対策、バリアフリー化、普通教室やトイレ等、子どもたちの学習・生活空間の快適化や環境負荷の低減等、様々な配慮が求められています。
学校施設は、小学校8校、中学校2校の合計10校あり、これらは昭和後期から平成初期にかけて整備されたものが多く、建設後30年以上を経過し、施設・設備の老朽化が進んでいます。
このような背景により、これまでの対処療法的な方法から、予防保全的な方法へ転換し、学校施設の長寿命化を図るため「壬生町学校施設長寿命化計画」を策定いたしました。