公開日 2026年03月09日
更新日 2026年03月07日
令和7年度壬生町防災講演会を令和8年2月17日(火)午後2時より、城址公園ホールにて開催しました。本講演会は、壬生町と認定特定非営利活動法人 日本防災士機構の共同開催により実施され、市民防災研究所事務局長の江原信之(えはらのぶゆき)氏を講師としてお招きしました。
講演では、「防災の重要性」をテーマに、近年の災害事例を踏まえた内容が紹介されました。令和6年の能登半島地震における被害事例や、新耐震基準(2000年6月施行)による木造建物の耐震性能向上の効果について具体的なデータを交えて説明がありました。例えば、耐震基準が強化された2000年以降に建築された建物では、無被害または軽微な被害が約9割に達するなど、耐震対策の重要性が示されています。
また、過去の災害事例として長野県栄村大地震や長野県白馬村大地震が取り上げられました。これらの地域では、集落ごとの集合場所の設定や、住民の迅速な安否確認、さらには「組長」などの小規模グループ単位での活動体制が功を奏し、犠牲者ゼロを実現したことが紹介されました。これらの事例は、地域防災における自主防災組織活動の重要性を考えるうえで大変参考となるものでした。
講演では、「災害時に活動できる自主防災組織」をつくるためのポイントとして、以下のアドバイスが示されました。
・出来ることから始める
・全住民参加型の体制を整える
・小グループ(班や隣組)で活動を進める
・住民一人ひとりの役割を明確化する
参加者の皆様からも「非常に参考になった」「具体的な活動方法を学べて良かった」といった声が多数寄せられました。講演後に実施したアンケート調査においても多くの意見をいただきました。貴重なご意見を、今後の防災活動に活かしていきたいと考えております。
今後も壬生町では、防災意識の向上と住民の皆様の安全確保に向けた取り組みを進めてまいります。講演会にご参加いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。
アンケート結果:防災講演会アンケート結果[PDF:224KB]
