公開日 2014年12月11日
更新日 2022年12月12日
腸管出血性大腸菌感染症」は、腸管出血性大腸菌に汚染された食品(生肉や野菜など)や水などを介して感染します。また、ヒトからヒトへの二次感染もあります。
発症すると水溶性の下痢、激しい腹痛、血便、嘔吐、高熱とともに、ときに重症化(溶血性尿毒症症候群〔HUS〕、脳症等)することもあります。特にHUSは尿量の減少、血尿、蛋白尿などを起こし、意識障害、神経症状を伴うもので、子供(特に乳幼児)や高齢者では注意が必要です。
※下痢や腹痛、発熱等の症状がありましたら、早めに医療機関を受診してください。
予防対策
1手洗いの励行
トイレの後や、調理・食事の前、また動物等に触れた後は、必ずせっけんで手(つめの中も)や手首まで洗い、清潔なハンカチやタオル等でよく拭き取りましょう。
2生食に注意
特に牛肉や鳥肉の刺身など、食肉を生で食べることは控えてください。
3加熱調理
内部まで十分に加熱(中心温度が75℃、1分以上)して食べるようにしてください。
4調理用器具と食具
生肉を焼くためのトングや箸(はし)と、食べる時の箸は別にしてください。また、調理の際の包丁、まな板や食器などの調理器具は、常に清潔に取り扱ってください。
問い合わせ先
県南健康福祉センター TEL 0285-22-1219
町民生部健康福祉課健康増進係 TEL:0282-81-1885