公開日 2017年10月13日
更新日 2017年10月12日
野鳥が死んでいるのを見つけたら
野鳥は、事故や餌が採れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられずに死んでしまうことがあります。死んでいるからといって、直ちに鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
野鳥は鳥インフルエンザ以外にも様々な細菌や寄生虫を持っている場合があります。そのため、鳥インフルエンザだけでなく、こうした細菌や寄生虫が人の体に感染することを防止することが重要です。もし、野鳥が死んでいるのを見つけた際には、細菌や寄生虫に感染しないよう死亡した鳥を素手で触らずビニール袋に入れてきちんと封をして廃棄物として処分することが可能です。
※壬生町清掃センターで処理ができます。
住所:壬生町大字羽生田1350番地3
TEL:0282-82-3424
野鳥の鳥インフルエンザについて
鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人には感染しないと考えられています。日常生活においては、野鳥のフンなどに触れてしまった場合でも、適切に手洗い、うがいを行っていただければ過度に心配する必要はありませんので冷静な行動をお願いいたします。
死亡野鳥の調査について
栃木県では、下記の状態で野鳥が死亡している場合は回収と、検査を実施しております。
1.同じ場所に下表の野鳥が1羽以上死亡している場合
カモ目カモ科 |
マガン、ヒシクイ、コブハクチョウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、オシドリ、キンクロハジロ |
タカ目タカ | オジロワシ、オオワシ、オオタカ、ハイタカ、チュウヒ、サシバ、ノスリ、クマタカ |
ハヤブサ目ハヤブサ科 | ハヤブサ、チョウゲンボウ |
2.同じ場所に下表の野鳥が3羽以上死亡している場合
カイツブリ目カイツブリ科 | カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ |
ツル目クイナ科 | バン、オオバン |
カモ目カモ科 | マガモ、オナガガモ、ホシハジロ、スズガモ、トモエガモ |
チドリ目カモメ科 | ユリカモメ |
フクロウ目フクロウ科 | コノハズク、フクロウ |
3.上記以外の鳥類が10羽以上同じ場所に死亡している場合
例)カラス、スズメ、ハト、カルガモなど
このような状態で死亡している野鳥を見つけた場合には以下のお問い合わせ先にご連絡ください。
【お問い合わせ先】
・栃木県県南環境森林事務所 環境企画課
電話番号:0283-23-1441
・栃木県自然環境課
電話番号:028-623-3261
・壬生町農政課
電話番号:0282-81-1840