持続可能な開発目標SDGs

公開日 2021年04月01日

更新日 2021年04月01日

 現在、SDGs(エスディージーズ)が社会的に注目されています。壬生町第6次総合振興計画後期基本計画においても、町の7つの基本姿勢により実施している事業に対応した、SDGsのピクトグラムを掲載しました。そこで、今回はSDGsの概要とSDGsに関する町の取り組みについてご紹介します。

 

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SDGs(持続可能な開発目標)とは

 SDGs(Sustainable<サスティナブル> Development<ディベロップメント> Goals<ゴールズ>)は、2015年の国連サミットで採択された、地球上の「誰一人取り残さない」持続可能な社会の実現を目指す国際目標のことです。2016年から2030年までを達成年限とし、17のゴール(目標)と169のターゲット(具体的な指標)から構成されています。

 

MDGsからSDGsへの動き

 前身のMDGs(Millennium<ミレニアム> Development<ディベロップメント> Goals<ゴールズ>:ミレニアム開発目標)は、主として開発途上国向けの目標でしたが、SDGsは、先進国も含め、すべての国が取り組むべき、普遍的(ユニバーサル)な目標となっています(以下参照)。しかし、SDGsは、各国政府による取り組みだけでは達成が困難です。企業や地方自治体、市民社会、そして一人一人に至るまで、すべての人の行動が求められている点がSDGsの大きな特徴です。

 

MDGs 2001~2015年
ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals)
・8ゴール、21ターゲット
・開発途上国の目標
・国連の専門家主導

SDGs 2016~2030年
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)
・17ゴール、169ターゲット
・すべての国の目標
・全国連加盟国で交渉

 

日本国内のSDGsの取り組み

 政府は、2016年5月に内閣総理大臣を本部長とする「SDGs推進本部」を設置しました。同年12月に、SDGs推進のための中長期戦略である「SDGs実施指針」が策定され、2019年12月には改定も行われています。この実施指針を基に、国では、政府の具体的な取り組みを加速させるため、全省庁による具体的な施策を盛り込んだ「SDGsアクションプラン」を毎年策定し、このプランの国内実施と国際協力の両面でSDGsを推進しています。

 

『SDGs実施指針』における8つの優先課題

1.あらゆる人々が活躍する社会・ジェンダー平等の実現

2.健康・長寿の達成

3.成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション

4.持続可能で強靭な国土と質の高いインフラの整備

5.省・再生可能エネルギー、防災・気候変動対策、循環型社会

6.生物多様性、森林、海洋等の環境の保全

7.平和と安全・安心社会の実現

8.SDGs実施推進の体制と手段

 

SDGsに関する町の取り組み

平和と安全・安心社会の実現

  • 中学生広島平和派遣団事業

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 広島で開催される平和式典への参加や被爆者の講話を通じて、若い世代が平和の尊さ、戦争の悲惨さを学ぶ取り組みをしています。

 

生物多様性、森林、海洋等の環境の保全

  • 防犯灯維持管理事業

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 町内にある防犯灯を全てLED化することで、省エネルギー対策を行い、環境に配慮した安全で住みやすいまちづくりをしています。

 

成長市場の創出、地域活性化、科学技術イノベーション

  • 新産業団地整備事業

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 産業拠点の整備と優良企業の誘致により町内経済の更なる活性化を図ります。

 

 

 地方自治体においては、SDGsを原動力とした地方創生を推進することが期待されています。

 壬生町もSDGsの考え方を取り入れてさまざまな施策を実施していきます。

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