【警報レベル】インフルエンザに注意しましょう

公開日 2025年11月25日

栃木県の発生動向調査によると、令和7(2025)年第46週(11月10日(月曜日)から11月16日(日曜日)まで)の県内全域における定点医療機関当たりのインフルエンザの患者報告数が49.60人となり、今シーズンはじめて警報レベルの基準値である「30.00人」を超えました。県内すべての保健所管内で、警報レベルを超えています。

インフルエンザについて

 基本的には、軽症である「かぜ症候群」とは分けて考えるべき感染症です。
 感染すると、概ね1~7日(多くは3~4日)の潜伏期間を経て、突然の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛などの症状が現れます。気管支炎や肺炎などを併発し、重症化しやすいのがインフルエンザの特徴で、高齢者は特に重症化のリスクが高くなります。

 感染経路は、咳などで飛び散ったウイルスを吸い込んで感染する(飛沫感染)ほか、ウイルスが付着したドアノブなどに触れて感染する(接触感染)場合などがあり、例年12月頃から徐々に流行しはじめ、1~3月頃にかけて患者数が増加する傾向が見られます。

予防方法

  1. 流水・石けんで手をよく洗いましょう。アルコールによる手指消毒も効果的です。
  2. 室内では加湿器を使用するなど適切な湿度(50~60%)を保ちましょう。
  3. 体の免疫力を高めるために、バランスの良い食事と十分な休養、睡眠をとるなど日頃から体調管理を心がけましょう。
  4. 重症化するリスクの高い方(御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方)は、できるだけ人混みを避けましょう。やむを得ず外出する場合は、不織布製マスクを着用しましょう。
  5. 咳やくしゃみなどの症状がある方は咳エチケットを守り、早めに医療機関を受診して自宅療養に努めましょう。
  6. ワクチンの接種を検討しましょう。ワクチンは、発症や重症化を防ぐ効果があるとされています。接種を希望する方は、かかりつけの医師に相談してください。一部の方に関しては、 インフルエンザ予防接種費用助成も行っています。

栃木県内の最新状況

 栃木県感染症情報センター

関連リンク

インフルエンザの患者数が警報レベルを超えました(栃木県)

インフルエンザ総合ページ(厚生労働省)

インフルエンザとは(国立健康危機管理研究機構

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