公開日 2023年06月01日
更新日 2024年08月23日
令和6年度の雨水貯留浸透施設設置補助制度の申請は、令和6年4月1日から受付いたします。
◎壬生町雨水貯留浸透施設設置費補助制度について
近年、気候変動の影響により、全国各地で水災害が激甚化、頻発化し、今後も降水量がさらに増大することが懸念されています。
また、市街化の進展により、農地や雑木林などがコンクリートのビルや住宅地、アスファルトの道路に代わり、雨水が地中に浸透する面積が少なくなってきています。
そのため、短時間に多量の雨水が下水道、河川に流れ込み、深刻な浸水被害が発生する都市型水害が頻発しています。
そこで、町では、雨水の流出の抑制、雨水有効利用の促進を図るため、雨水貯留浸透施設(※)を設置する方に対して、設置費の一部を補助する事業を実施いたします。
※雨水貯留浸透施設とは・・・雨水貯留施設及び雨水浸透施設のこと。
・雨水貯留施設 : 雨どい等に接続し、建築物の屋根からの雨水を貯留するための施設であ って、雨水貯留槽及びその付帯設備をいう。
・雨水浸透施設 : 敷地の雨水を地中に浸透させるための構造及び機能を有する雨水浸透ます等をいう。
補助対象について
○補助対象区域 : 壬生町全域
○補助対象者
・補助対象区域内における、住宅等の建築物を所有する方又は所有者の同意を得た占有者で、当該建築物の敷地内設置基準に適合する雨水貯留浸透施設を設置する方。(展示や販売のために建築物を所有する場合を除く)
・町税等の滞納がない方(町税、下水道受益者負担金、下水道使用料、農業集落排水事業受益者分担金、農業集落排水処理施設使用料、水道料金)
○補助対象施設
雨水貯留施設:貯留容量150リットル以上、遮光性を有し密閉された構造であること。
貯留施設標準図[PDF:38.3KB]
雨水浸透施設:内径300mm以上でコンクリート製又は樹脂製であること。
浸透施設標準図[PDF:46.4KB]
補助内容
○補助金額 : 雨水貯留浸透施設の設置に要した経費(税込)の2分の1の額(1,000円未満切り捨て)
雨水貯留施設の場合、1基につき 40,000円(上限)
雨水浸透施設の場合、1基につき 60,000円(上限)
○補助基数
雨水貯留施設の場合、1敷地内1基まで
雨水浸透施設の場合、1敷地内4基まで
※施設の構造、場所及び施工等については、町が定める設置基準に従ってください。
※予算の範囲内で補助しておりますので、予算が無くなり次第終了となります。
補助金申請の流れ
1.補助金交付申請書の提出(設置する前に申請を行ってください。)
見積書を取り、業者を決定しましたら、工事の着手を予定している日の概ね1ヶ月までに申請してください。
また、借地の場合、所有者の同意を得る必要があります。
2.書類審査及び現地確認、決定
申請の内容が補助金の交付に適したものか審査し、設置場所の現地確認を行います。
適正と判断された場合、申請者に補助金の交付決定通知書を送付します。
3.補助金の交付決定通知書
申請後約3週間程度で、町から交付決定通知書を送付します。
なお、交付決定前に貯留施設を設置した場合は、補助金は交付しませんのでご注意ください。
4.工事着手、工事の実施
補助金の交付決定通知が手元に届いた後、工事に着手してください。
なお、2月末までに工事を完了してください。
5.工事完了、実績報告書
工事完了から30日以内又は申請年度の3月31日(いずれか早い日)までに、実績報告書を提出してください。
6.完了検査
実績報告書の内容を審査し、設置された施設を検査します。
適正と判断された場合、補助金の確定通知を送付いたしますので、交付請求書を提出してください。
7.補助金の振込
工事や書類に不備がなければ、完了検査から約1ヶ月で、指定された口座に振り込まれます。
※ただし、自ら施工し、設置した雨水貯留施設の材料費について、補助金を申請する際は、
その製品購入後、1年以内に、申請することができます。詳細は、下水道課にお問い合わせください。
様式等
申請に必要な添付書類については、各申請書をご確認ください。
02 補助金交付申請書(兼実績報告書).docx(26KB)
(参考)壬生町雨水貯留浸透施設設置費補助金交付要綱.docx(29KB)